鍛冶稲荷神社−月山。 ※松尾芭蕉は『奥の細道』に次のように記している。 「 谷の傍に鍛冶小屋と云有。此国の鍛冶、霊水を撰て、爰に潔斎して剣を打、終月山と銘を切て世に賞せらる。彼竜泉に剣を淬とかや。干将・莫耶のむかしをしたふ。 」 芭蕉が詠んだ句。 「 雲の峰いくつ崩れて月の山 」 ※曾良は『旅日記』に次のように記す。 「 七日 湯殿へ趣。鍛冶ヤシキ、コヤ有。本道寺へも岩根沢へも行也。 」